バナー制作は、広告や告知の内容を限られた画面にまとめる仕事です。ツール操作だけでなく、原稿の優先順位、掲載媒体の仕様、素材の権利、修正と納品を確認します。最初の練習から応募までの進め方を紹介します。
バナー制作で担当する範囲を決める
原稿と素材を受け取って画像を作る仕事、コピーの提案を含む仕事、広告運用も含む仕事では、必要な技能が異なります。制作だけなのか、運用や効果測定も任されるのかを確認しましょう。
媒体、目的、対象者、サイズ、ファイル形式、容量、リンク先を聞きます。広告の成果を画像だけで保証せず、必要な情報を正確に伝える制作範囲として契約します。
文字・余白・情報の順番を練習する
主な訴求、補足、行動を促す文言の順で整理します。大きな文字を増やすより、最も伝える情報を一つ決めると、視線の流れを考えやすくなります。
架空課題として、イベントの日時・場所・申込みを一枚にまとめ、スマホで読めるか確認します。同じ原稿で横長と正方形の二種類を作り、単純な縮小では収まらない情報をどう配置し直すか練習しましょう。
制作はヒアリング・案・承認・書き出しの順
- 掲載媒体と仕様を確認
- 正式な原稿と使用可能な素材を受領
- 情報の優先順位を決めて制作
- 意図を添えて初稿を共有
- 合意した修正を反映
- 媒体の条件に合わせて書き出し・点検
価格や日時、商品名などの事実情報は、生成AIの提案をそのまま使わず原稿と照合します。素材やフォントの利用条件、人物の公開許可も確認しましょう。
見積もりでは初回とサイズ展開を分ける
原稿作成、素材探し、別案、サイズ展開、編集データの納品、修正を含めるか明記します。サイズが違うだけでも配置の変更が必要な場合は、作業範囲を説明して見積もります。
例えば初回一枚と追加三サイズの制作を受けるなら、基準デザインの承認後に展開する工程を設定できます。先に全サイズを作ってから方向性が変わると、作り直しが増えるためです。
作品と提案文を用意する
自主制作は架空案件と明記し、対象者・目的・媒体・工夫を説明します。広告効果を測っていない作品を「クリック率が上がった実績」と表示しないようにします。
Q. CanvaとPhotoshopのどちらが必要?
指定の編集形式、素材、共同編集の条件で選びます。納品要件を満たせるかが先です。
Q. 一枚いくらで始めるべき?
一律には決められません。制作・連絡・修正を含む時間と経費を測り、提供範囲をそろえて価格を考えます。

